
「ロータスクィーン」とは
特許取得のナノテクノロジーで血液やタンパク脂肪などの汚れを超微細に分散させる画期的な中性洗剤です。一般的な洗剤は油脂を一度分離しますが、油脂は再結合して配管の詰まりやニオイの原因になります。
ロータスクィーンは特許製法により油脂分を超微細粒子状に分散させ、強力な汚れに浸透し洗浄効果を発揮すると同時に、油脂の再結合と再付着を防止します。
家庭用洗剤では、界面活性剤は40%ほど含まれた製品が多いですが、ロータスクィーンは10%ほどに抑えられております。希釈濃度によりますが、泡立ちは控えめで泡切れも良いので理容器具などの洗浄作業効率も上がります。
使用濃度
・危機洗浄濃度:5倍希釈
・衛生洗浄濃度:30倍希釈
・一般洗浄濃度:200倍希釈
・洗濯:2000倍希釈
フィリオ30への添加剤として
次亜塩素酸・フィリオ30に特許成分のロータスクィーン/ナノ洗浄の効果を加えることで、油脂の汚れの分散除去と油脂に馴染みやすくなり、訪問理容などの特殊環境下での使用およびシェービングブラシの管理に適した弱酸性次亜塩素酸洗浄剤「フィリオ30ナノ」になります。詳しくは、フィリオ30ナノを御覧ください。
歯科におけるATP試験
【試験実施日】
平成28年01月25日
【使用薬剤等】
・分散剤:ロータスクイーン
・殺菌剤:フィリオ30
【計測器具】
・ATP計測器:ルミテスター PD-20(キッコーマン製)
【洗浄対象物】
・歯科用ミラー
・スポンジ
■試験状況
・歯科用ミラー(洗浄前)➡歯用スポンジで3人の口内を擦り、汚れを一つの容器に集めたものをミラーに付け、洗浄前の汚れとした。
【試験1】
洗浄前ATP値147,020
ロータスクィーン(原液)
浸漬10秒し水洗い後ATP値609(タンパク除去率99.6%)
【試験2】
洗浄前ATP値218,255
フィリオ30+ロータスクィーン(100倍希釈)
浸漬5分し水洗い後ATP値521(タンパク除去率99.8%)
【試験3】
洗浄前ATP値145,619
フィリオ30+ロータスクィーン(500倍希釈)
超音波洗浄浸漬5分し水洗い後ATP値16(タンパク除去率99.99%)
【考察】
【歯科用ミラー】
試験1:ロータス原液および試験2:ロータス×100倍希釈では残留率は低いものの若干汚れが残留している状態でした。一方、試験3:×500倍希釈+超音波洗浄の結果は残留率が他の結果と比べ、1/20まで低下し高い洗浄力を発揮しました。
ロータスクイーンの安全性について
標記について、以下に3つの観点から見た安全性の判断根拠を列挙いたします。
■原材料から見た安全性
何れのメーカーの洗浄剤も、洗浄能力を持たせるため、界面活性剤や溶剤が主原料として調合されていますが、本来、界面活性剤や溶剤そのものは、多少なりとも人体や生物にとって有害性をもつものです。また、近年本剤を含む業務用の洗剤において除菌剤配合のものも普及してきましたが、除菌剤もそのもの単体では、細菌の繁殖を抑える効能がある以上多少なりとも生体に有害性があるのは当然のことです。
これらのうちで、弊社製品では極力人体や環境に対する有害性の低いものを選択し、その配合比率も通常の使用や保管においては安全であるように設計しております。
他社洗剤で一般的に使用されている界面活性剤の比較資料をご参照いただければ、弊社製品が一般に流通する他社製洗剤の中でいかに安全であるかがご確認いただけます。また、弊社製品で使用している除菌剤の資料をご参照いただければ、医療現場において粘膜の消毒に直接使用されるような安全なものであることがご確認いただけます。
以上が、弊社製品が安全であるという直接的な根拠です。
■安全性に係る諸法規制との関連
ロータスクイーンに使用されている原材料は、MSDS第15項に記載されたとおり、消防法、PRTR法、労働安全衛生法、毒物劇物取締法、船舶及び安全法航空法の何れの法規制においても対象外です。
すなわち、原材料の全てが以下の何れにも該当しません。
- 火災を予防する上で一定の管理をする必要のある危険物質
- 人の環境や生態系に有害なおそれのある化学物質
- 労働災害防止の観点から取扱や保管の基準を定める必要のある危険物
- 毒物及び劇物について、保健衛生上の見地から急性毒性などに着目して、製造、輸入、販売、取扱いなどの規制を行う対象とされる毒物や劇物。
- 船舶における人命の安全確保等の上で管理等の基準が必要とされる危険物
- 航空機の航行の安全及び航空機の航行に起因する障害を防止する上で管理等の基準が必要とされる危険物